東横線の学芸大学駅を出てすぐのビル2階にあるBar DETSH。心地よいJAZZがレコードプレーヤーから流され、壁には古いアメリカ映画が映し出されています。
漆喰の左官壁や杉板のカウンター天板など質感にこだわって大部分を手仕事で仕上げ、その温かみが随所に染み込んだ空間です。カウンターの造作には店主こだわりのレトロなブルータイルを採用。インテリアを曲線で構成したり、壁の出隅を丸めるなど、視覚的にも人に寄り添う形にしました。三日月がモチーフのLee Bloomのペンダント照明”Crescent”が通りからのアイキャッチにもなり、一見さんを迎え入れる一役を担ってくれているそうです。
薄暗い店内の各所に散りばめた曲線のデザインが、月明かりのようにさりげなくこの空間を演出してくれています。